機械系エンジニアの転職活動① きっかけと理由

動機と経緯の記録

こんにちは!ももぶぶです。

突然ですが、今の仕事で満足していますか?

今の仕事では自分の能力を生かし切れていない、仕事に見合う見返りをもらえていない、と思うことはありませんか。

私はそう思う時があり、転職活動をしました。

結果的には転職活動をしたものの、今の仕事を続けているので説得力はないかもしれませんが、誰かの参考になればと思い、転職活動の体験記をまとめてみます。

まずは、転職活動を始めたきっかけと理由について整理してみました。

現職の仕事を続けながら転職活動をするには、自分自身を駆り立てるそれ相応のエネルギーが必要だと考えています。

現職が忙しくて残業が多い場合はなおさらです。

私の場合は、強烈な不満と若干の欲望、何とも言えない不安がエネルギー源になっていたように思います。

改めて振り返ってみると、いささか自分本位なところが見受けられますが、皆そういうものと開き直って共有させて頂きます。

転職活動を始めたきっかけ

転職活動をしようと思ったきっかけは、ずばり「暇になったから」でした。

それまで資格試験の勉強に平日の退社後や休日の時間を費やしていたのですが、めでたく資格試験の受験が完了し、暇な時間にやることがなくなってしまいました。

ちょうど妻が出産のため、里帰りしていた時期だったというのも大きかったです。

ほぼ一人暮らし同然で、話し相手もおらず、家事も最低限で部屋が多少散らかっても気にしないという生活をする中で、何かやることを探していました。

はじめは気分転換にゲームをしたり、何もしないでゴロゴロするのを楽しんでいたのですが、次第にそういう過ごし方にも飽きてきてしまいました。

その結果、折角だから何かためになることをしよう!と思い立ってしまったのです。

今考えると、いい加減なきっかけだと思ってしまいますが、その時は退屈しのぎの名案に思えたのです。

この行動が後々、家族に大きな面倒を持ち込むことになるのですが、、、それはまた別の機会にさせてください。

転職活動を始めた理由

突然ですが、人間は基本的に怠惰な生き物だと思っています。

できるだけ楽な方へ楽な方へ流れて行くのが人間の性ではないでしょうか。

今までの環境を変える活動、即ち、転職活動をするためには、それ相応のエネルギーが必要です。

振り返ってみると、私の場合のエネルギー源は次でした。

  • 仕事が多すぎることへの不満
  • 仕事の難易度に対する給料の低さへの不満
  • 将来への不安
  • キャリアアップに対する欲望

改めて、「不満」が人を転職活動に駆り立てる大きな要素なのではないかと思います。

中には、現職に全く不満がなく、完全に前向きに転職活動をする方もいるのでしょう。うらやましいものです。

しかし、今の日本の労働環境では、ごく少数のように感じます。

それでは、転職活動を始めた理由について順にご説明します。

仕事が多すぎることへの不満

当時、仕事量が非常に多く、残業だらけの生活を送っていました。

妻と二人暮らしだったときは、一緒にご飯を食べようだとか、妻が寝る前に帰ろうだとかの思いがあり、多少調節できていました。

しかし、妻が出産のための里帰りにより、ほぼ一人暮らしになってしまいました。

その結果、いくら遅く帰っても問題なくなってしまい、一日のほとんどを仕事に費やす毎日。

それでも、捌いても捌いても一向に減らない仕事。

なんでこんなに仕事をしないといけないのだろうと、仕事が多すぎることへの不満が日に日に高まっていました。

仕事の難易度に対する給料の低さへの不満

当時していたのは、標準的なルーティーン化されたものではなく、かなり新規性の高い仕事でした。

新規性が高いために、進め方にガイドも正解もなく、自分で言うのもなんですが、試行錯誤が必要となるとても難易度の高い仕事でした。

そんな中、周りを見渡すとそれほど頭を使わないルーティーン作業をしている役職者。

しかも残業はそれほど多くないのに、給料は自分の2倍以上。

年功序列のある会社に勤めている方には必ず起こり得る不満だと思います。

それまでは、「役職者はこれまでの会社への貢献があるのだから給料の差は仕方ない」と大人の対応ができていたのですが、自分が忙しくてなるにつれて、自分自身を納得させられなくなってきました。

こうして不満がますます強まっていきました。

将来への不安

3点目は、今までとは少し毛色が違って、将来のビジョンへの不安でした。

ビジネス環境が頻繁に変わる世の中で、今自分の勤めている会社は持ちこたえられるのだろうか、自社の事業に逆風が吹いている中で、自分は将来何を仕事にしていくのだろうか、という不安が大きくありました。

昔の自分に声をかけてあげられるのなら、そんなこと考えても仕方がない。

仕事内容がマンネリ化していないのなら色々な経験を積めて、その経験は必ずどこかで生かせる。

だから今の場所で頑張るのが良い、と伝えてあげたいところですが、当時はそのように達観できる余裕もなく。

考えるほど不安になっていくという状況でした。

キャリアアップしたいという欲望

4点目は、1~3点目のネガティブなものとは異なり、キャリアアップしていきたい、どんどん成長していきたい、というポジティブなものでした。

折角、仕事をするのであれば、若いうちから大きな仕事をしたい。

若いうちにいろいろな経験を積んでおきたい。

もっと色々な場面で活用できる経験やスキルを身に着けたいという前向きな感情でした。

この思いは今でもなくなってはいませんが、これも考えれば考えるほど欲しくなってきたように思います。

人間って不思議だと思います。

自己増幅作用とでもいうのか、考えもしなければさっぱり気にしない癖に、考え始めるとどんどん不満や不安、欲望が強くなっていきました。

まとめ

今回は私が転職活動をするに至ったきっかけや転職活動するにあたってのエネルギー源が何だったかについて振り返ってみました。

あくまでも個人の経験、意見なので一般性はないかもしれませんが、迷えるどなたかの参考になれば嬉しいです。

では、また!

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