こんにちは。ももぶぶです!
人生初めてのケース面接を受けたのがドリームインキュベーターでした。
矢継ぎ早に襲い来る適性検査をこなしながら、転職エージェントに教えてもらった参考書を流し読みし、ケース面接の何たるかを理解したつもりになって臨みました。
結果は当然のように撃沈でした。
途中で頭が真っ白、パニックになる瞬間もありました(受験以来はじめてでした)。
今となっては懐かしい思い出ですが、面接直後は己の実力不足を痛感し、かなりへこみました。
また、求められているであろうアウトプットと自分の実力のギャップの大きさに絶望しました。
今振り返ってみても恥ずかしい限りですが、こんなに大撃沈する人もいるんだと、また、こんな状況の人でも頑張ればきちんと合格できるようになるんだと、皆様の参考になれば幸いです。
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1.ケース面接の概要
ケース面接の概要は次の通りです。
1.1 面接の流れ
面接は以下の流れで進みました。
- 自己紹介、志望に至った経緯のヒアリング:5分
- ケース面接:45分
- 逆質問:10分
1.2 面接官
初めての面接官は、当時の私が思い描くコンサルのイメージど真ん中という方でした。
細身でスーツをピシッと決めて、切れ者な見た目、どう見てもできる感じでした。
役職はコンサルタント。
新卒でDIに入社した方で、新規技術創造に携わっているとのことでした。
2.ケース面接の詳細
ケース面接のお題と面接での会話内容をまとめます。
不慣れなのが仇となり、視野の狭い回答になってしまいましたが、面接官の方がフォローしてくださりました。
2.1 面接のお題
面接官に趣味を聞かれ、答えた趣味に対して面接官が即興でお題を決めるというスタイルでした。
その結果、お題は次の2点となりました。
考える時間は合わせて10分で、少なくとも①をできる範囲で②まで進めておくようにという指示でした。
- ① ランニングの市場規模推定
- ② 盛り上げる(市場規模を大きくする)施策の提案
2.2 面接の内容
本気でマラソンに取り組んでいる人のみを想定し、「大会の参加人数」×「年間の日本での大会数」×「1人当たりが落とす費用」で計算しました(3点目はさらに項目ごとに分けて計算)→約400億円。
当然のように、趣味でランニングする人はそんなにお金をかけないんだっけ?と突っ込みを受けました。
そう言われて考えてみると、日本人の1割が2年に1回1万円のランニンググッズ(シューズ、ウェア等)を買うだけで600億円の市場規模になります。
視野の狭さを露呈してしまいましたが、仕方ないので、上記の考えと、推定を見直す必要があることを説明しました。
今となっては当たり前ですが、何がクリティカルに効くのかという感覚は大切にした方が良いです。
その後は、日本で趣味でランニングする人の割合をどう求めるかをディスカッションしました。
苦し紛れに自分の周りのランナーの割合から、日本中のランナーを推定してはどうかと提案したところ、それは日本を代表集団として適切なのかという質問を受けました。
こんな感じで次から次へと墓穴を掘っては突っ込まれ、、、を繰り返し時間切れとなりました。
3.ケース面接の結果
全然出来の良くないケース面接だったような気がしたのですが、この面接は通過しました。
理由は良く分かりませんが、最初の考え方は良くなくても指摘を受けてすぐに考え直したり、考えるのが難しい問いに諦めずに答えようと取り組んだ姿勢を評価してもらったのかもしれません。
とかなり前向きに捉えてみましたが、アウトプットがどうしようもない人以外は二次面接に進めるというのが実際のところなのではないかと思います。
一次面接の面接官から次の面接官を呼ぶから待っていてくれと言われ、待つこと5分程度。
面接の案内メールでは面接時間は1~2時間となっており、てっきり一人の面接官と面接をするのだと思っていましたが、まさかの面接二連続でした。
他社でもあるパターンなので、今となっては何の違和感もないですが、待っている時間はドキドキしっぱなしでした。
そして、ドキドキのまま進んだのが良くなかった、、、
訳ではなく、完全な実力不足のため次の二次面接で大撃沈を果たしました。。。
今振り返っても気持ちのいいものではありませんが、あまり大撃沈した事例って世の中に転がっていない印象です。
誰かのお役に立てばと思い、次の記事で紹介させて頂きます。
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