こんにちは、ももぶぶです!
転職してみよう!
と思い立ってから、どのように転職先の業界や自分のやりたい仕事を考えたかについて、これまでの記事でまとめさせて頂きました。
今回は、自分の場合どうだったかをご紹介したいと思います。
次のような方のお役に立てると思います。
- 転職を考え始めた方
- 他の人の事例を知りたい方
自分の気持ちの見える化
転職しよう!と思い立ったものの、正直なところ転職先の希望はふわっとしたものでした。
また、いろいろな要因がありすぎて、どうして転職したいのかもすっきりとは整理できていませんでした。
そこで、先にご紹介したブレインストーミングの方法で、自分の気持ちを整理してみました。
整理する際には、次の3点を軸に考えました。
- 将来に向かっての志向
- 現職への不満
- 現職の良いところ
将来的に自分がなりたいのかを明確にした上で、現職への不満と良いところを書き出しました。
私の場合は、何が何でも転職、と考えていたわけではなく、現職に残るのも転職するのも半々くらいと思っていたので、整理する軸の中に現職の良いところも含めています。
将来に向かっての志向
整理した結果、「最重要」となったのは次の5点でした。
- 家族を養い続ける(大前提)
- 頭を使う仕事がしたい
- 今の仕事のスキルを広げたい
- 英語でビジネスができるようになりたい
- 人権がない程、働くのは嫌
転職しようと考えたタイミングでは子供も生まれていたので、1点目の家族を養い続けるというのは大前提でした。
生まれたばかりで、今後どうなっていくかも良く分からないので、まずは家族に迷惑が掛からないようにしようという思いがありました。
また、4点目は、現職では英語を使う機会がほとんどなく、折角英語を勉強しているのに生かす機会がないことを残念に感じていたためです。
ListeningやReadingは得意なのですが、特にSpeakingが得意ではないという思いがあり、実際に英語を使って仕事をする中で、より英語力を向上したいと考えていました。
5点目は、いくらその他の待遇が良くても、休日もないほど仕事まみれになるのは、避けたいという思いからです。
子供の面倒を見る必要もありますし、そもそも人間的な生活を送るという点で、働きづくめは私の価値観には合いません。
以上が私の将来に向かっての志向でした。
現職への不満
転職を考えていた当時の現職への不満の中で特に大きいのは次の4点でした。
- 所属している部署の事業の先行き不安
- 事なかれ主義
- 年功序列
- 周りから危機感が感じられない
私の所属している部署の事業は最近業績が落ちてきており、また、将来的にも縮小傾向にありました。
それにも関わらず、旧態依然で全く変わる気配のない職場環境。
比較的規模の大きなモノづくりの企業では、よくあることと思いますが、強い年功序列に事なかれ主義。
若手はどんどん辞めていくのに、周りから感じることができない危機感。
挙げればきりがないほど不満だらけでしたが、大元にあるのは、全然変化する気の見えない会社、職場に対する不満でした。
最近は、多少なんとかしようという気配が環境や行動の面で見えてきましたが、当時は若手ばかりどんどん辞めていく最悪の環境でした。
他の人が次々と転職していくと、自分もしなくて大丈夫かなと不安になりますよね。
一方で、自分を現職につなぎとめていたのは、業務に対するやりがいでした。
現職の良いところ
現職の良いところの代表的なものは次の3点でした。
- 自分のやりたい仕事ができる
- 他社でもやらせてもらえるか分からない貴重な経験が出来ている
- エンジニアとしての技量を高められる仕事ができる
やはり、どんな仕事をしているかは重要だと思います。
職場環境や会社への不満はありましたが、担当している業務が貴重な経験ができ、やりがいがある業務だったというのは大きかったです。
貴重な経験のできるプロジェクトに参加しており、転職した先でも経験させてもらえるか分からないというのは、自身を現職に繋ぎ止めるのに一役買ったように思います。
モノ作りの会社ですと、どうしてもプロジェクトの総額が大きくなるので、大きなモノを作るという経験ができるのは、そういう会社で働くことの醍醐味の一つだと思います。
個人では手が出ない価格の機器を扱えるのはモノづくりの会社ならではないでしょうか。
まとめと振り返っての感想
私の場合は、将来自分がなりたい姿、現職の不満・良いところを軸に自分の考えを整理しました。
今振り返ってみると、現職への不満が一番の駆動力だったように思います。
現職への不満をきっかけに、自分の将来について真剣に考えるようになり、考えれば考えるほど現職への不満が募る。
という悪循環を繰り返していたような気がします。
不満や不安に囚われると、視野が狭くなるんだなと改めて感じました。
以上、参考になったでしょうか。
では、また!
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